初めて改められたというものも含めて、その数字になったわけである。これは、私どもオンブズマンとしても予想以上に多いということでびっくりしたわけであるが、この制度の効用というか、市民の苦情の内容をオンブズマンの方で親身になって引き出してあげる、きめ細かく対応してあげるというような市民に対する後見的な役割によって、こういう結果が出てきたのかなあというふうに感じている。逆に「行政の不備がないもの」が53.5%であるが、これはもっと多いかもしれないと予測していたが、そういう数字になった。「行政の不備がないもの」という結論を出したことによって、オンブズマン制度が要らなかったとということには決してならないで、行政側にとっては、オンブズマンから調査に入られるということは、かなり不安材料でもあるわけで、「オンブズマンはこういう行政の処理についてどう評価するだろうか」ということを真剣に心配しているわけであるから、結果的に「行政の処理は妥当であった」「何も非違はなかった」という調査結果が出ると、非常に安心をして自信を回復するというか、今後の行政に自信をもって当たれるということで喜ばれるということを市長から聞いている。